英検前日準備組

何事も計画的に行動できる人を私は心の底から尊敬します

カテゴリ: 英検

最近は英検準一級を取得していれば、センター試験の英語が満点扱いになるという大学も増えてきましたね。

果たしてこの二つのテスト、どっちが難しいんだ !?
ということで、今回はセンター英語と英検準一級を比較してみたいと思います。


英検とセンターでは求める力が違うので比べることに本当に意味があるのかは知りません。
以下は個人的経験に基づいた、かなり適当な比較です。すべての人に当てはまるとは限りません。
本当の英語力がある人は両方とも簡単に解けるらしいです。

グラフ
最初に難易度をセクションごとに比べてみましょう!

・語彙
 英検 >>>>>>>>> センター


・文法問題
 センター > 英検(なし)


・長文読解
 英検 >> センター


・ライティング

 英検 > センター(なし)


・リスニング

 英検 >> センター


・スピーキング

 英検 > センター(なし)


・引っ掛け問題率

 センター >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 英検(なし)


といったところでしょう。
注目すべきはセンター試験の圧倒的な引っ掛け問題率です。


それでは次に各試験ごとの特徴を見てみましょう。


センター英語


知らないと全くわからない問題がある

→文法問題やイディオムなど、センター用の参考書をやりこまないと絶対わからない問題が出ますよね。


引っ掛け問題が多い 

→英語力以外のところで迷わされる。(受験生ならわかってもらえると思いますが、後味悪い問題が多いですよね)
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めちゃめちゃ緊張する

→だって一年に一回しかないんですよ!(←結構大切)
→しかもこれで自分の人生が決まってしまう!ぐらいの気持ちで受ける人が多い。




英検(準一級)


語彙がかなり難しい
→7000語以上の語彙力が必要とされています。
(ただこれは語彙セクションで満点を狙う場合の話で、半分くらいしか取れなくても受かる人はいます)
(センター試験は高校生用の単語集を一冊やれば語彙で困ることはありません)


ライティングがある
→あまり英語を書く機会ってないですよね。
→といっても100語程度のレターライティングなので慣れてしまえばそんなに難しくはないですが。
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引っ掛け問題はほぼない
→センターと違って、英語を理解できていれば選択肢を迷うことはありません。


スピーキングがある
→高校で英語を喋る機会なんてほとんどないでしょうし(少なくとも僕の場合はなかった)、慎み深く誇り高い、僕のような日本列島の原住民には抵抗がありますよね。
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・あまり緊張しない
→一年に4回もチャンスがあるし、受験料もそれほど高くない!


ということで、(当たり前だけど) 一つのミスも許されないセンター満点の方が難しいでしょう。
しかし満点と合格では良い比較はできなさそうなので、


満点ではなく9割5分でいいならセンター試験のほうが圧倒的に簡単です。
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受験生でも次に複数当てはまる人なら、準一級の勉強をしても良いと思います。

  • 学校以外で英語習ったことあります。
  • 海外経験あります。ドヤ
  • 英語は比較的好きな科目です。
  • センターとか余裕すぎww
  • センター英語と相性悪いわ。
  • センター英語の対策とか時間の無駄だわ。
  • 高校の英語の授業、穴埋めの練習ばっかりでつまんねー。
  • センターとかまだまだ先だわ。
  • センター一発勝負とか緊張して失敗しそう。
  • 大学行ったら留学したい。
  • 早急に履歴書に書ける資格欲しい。
  • クラスメートにドヤ顔したい。


次に当てはまる人は、受験勉強で忙しい時期に取得する必要はないと思います。

  • 他教科の勉強で忙しいっす。
  • 英語とか興味ないっす。
  • 俺海外とか行かねーし。
  • 英検とっても受験で有利にならないし。
  • 6900円とかぼったくりだろ。
  • いやもう、センター試験すぐそこだし。
  • 周り英語できる奴ばっかりで、準一とかとってもドヤ顔できなさそう。

いかがだったでしょうか。この記事で英検を受ける(または受けない)ことを決心していただくことができれば嬉しいです。




最後まで読んでくださってありがとうございました。
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あ、そういえば今日英検だ....


努力した人も怠惰な生活を送ってきた人も、受かりたい気持ちはおなじですよね。
ということで、ここではそんな皆さんが実力をいかんなく発揮するための10のポイントを紹介します。






①早く起きよう

試験の始まる3時間前には起きて気持ちの良い朝日を浴びて、各自の脳みそに "GOOD MORNING" を言おう!

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②行きかたを確認しよう

試験会場行きのバス等は乗れない可能性も
最悪、歩きやタクシーを使うことも考えて行こう。



③持ち物を確認しよう


◎受験票 (顔写真を貼付)
◎筆記用具 (マーク用の先の太い濃いめの鉛筆とライティング用のシャープ、消しゴム)
◎身分証明書 (免許証、学生証、パスポートなど)
腕時計 (忘れるとかなりキツイ)
◎上靴orスリッパ (会場によっては要らないことも)
◎電車賃!
◎会場に着いてから以外と時間を持て余すので、その他テキストなど



④朝ごはんをしっかり食べよう 

お腹が空いて集中力が切れる、というよりも僕個人の経験から言えば、「お腹が鳴って周りの知らない人たちに睨まれるのではないか」という恐怖が脳みそを英語から離れさせます。
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試験直前にお腹いっぱい食べると頭に血液がまわってこなくなるので、ご飯は早めに食べよう。




⑤英語を聞きながら会場まで行こう

聞きなれた英語を聞いて脳を英語モードにしよう
ここでキャッチーなFavorite Songを聞いてしまうと、試験中ずっとその曲が脳内でリピート再生される可能性があるので、避けたほうが無難




⑥早めに受け付けを済まそう

免許証、学生証でも良いが、敢えてパスポートを出そう。
国際経験豊かなところを受け付けのお姉さんと後ろに並ぶ受験者に見せつければ、はやくも一歩リードだ!!
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効果には個人差があります


⑦いい席取ろう


「うわ〜あいつ超やる気満々じゃん」などといった声には耳を貸さずに、前の方の席を取ろう。
会場によっては隣の教室から音が漏れてくることもある。よく観察してリスニングに最適な席をGETしよう


席を取ったらまず、トイレに行っておこう。


⑧お気に入りの参考書を取り出し、見ているフリをしながら精神統一

自分が今まで積み上げてきた努力を思い返そう

思い返すような努力が見当たらない人は、「努力したものが勝つとは限らない」「運を味方につけた者が試験を制する」などの言葉を思い返そう。




試験後...



⑨自分を褒めよう 


ここまで長い戦いを見事耐え抜いた自分を讃え、帰りに美味しいお菓子でも買って帰ろう。 

長い戦いが見当たらない人はすぐに下の⑩へ!


⑩次の英語学習の計画を立てよう

受かった自信がある人は二次試験の対策を今日から始めよう。
落ちたと確信した人は、明日からまた勉強を始めよう。

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あ、そういえば明日英検だ.....



勇気を持ってください。あなたは一人ではありません。英検受験者の半分は前日準備組です。(要出典)

(以下は、「英検(準一級)に申し込んだはいいが、その存在をすっかり忘れ一度も対策をすることなく、気づいたら試験を明日に控えていた方」のための記事です。「今まで真面目に計画的にコツコツ勉強に励んできた方」はこんな記事なんか読んでないでいつも通りの勉強を続けてください。)
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結論から言いますと、前日にできることは


英検(公式)サイトに行き、過去問を一回解いて全体の流れを確認する。
 
 →語彙はできなくても良い(今から勉強しても、おそらく一点も伸びない)
 →リスニングは一度やって形式を理解しておくだけで、得点は伸びます。



◎レターライティングのテンプレートを覚える。
 
 →最も点の取りやすいセクション
 →2、3本書いてみる。
 →これで確実に10点はGET!




◎下の記事を読んで「俺にもできるんじゃないか!?」「もしかしたら受かるかも!?」と錯覚する。
 
 →努力したものが受かるとは限らない。
 →試験は水物。気合いと運で合格に近づこう。



◎英語を聞きながら眠りにつく
 
 →脳みそを英語色に染めよう!
 →かけっぱなしは耳に良くないので、30分〜1時間位で止まるようにタイマーをセット!






以下の対策は個人の経験に基づいており、すべての方に当てはまるわけではありません。
以下の対策は英語力の向上とは一切関係ありません
合格は保証されません。



○合格ライン


準一級の合格ラインは約70%なので、合格点は99点満点中 70点前後になることが多いです。過去問で80点取れていれば合格を確信していただいて結構です。



○筆記試験の時間配分目安
(全体で90分)

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 語彙 15分

 語句補充問題 15分 (7+7)←計算苦手 

 内容一致問題 40分 (13+13+14) 

 レターライティング 15分 

 リスニング先読み 5分 



特に時間をかけるべきところは、配点の高い内容一致問題
リスニング先読みは余裕があれば。
 


○解く順番

簡単なライティングをさっさと片付け、どうせ考えても分からない語彙を超速で適当に解き、長文をじっくり考える。

ということで


手紙→語彙→長文 (→時間が余ったらリスニング先読み)  
がオススメです。



それでは各セクションごとのポイントを見ていきましょう。


1、語彙問題
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単語 21問( 各1点) + 句動詞 4問( 各1点) = 25問 (25点満点)


準1級の語彙問題で満点をとるためには、7000語以上の語彙力が必要と言われており、これは大学入試プラス1000〜2000くらいの量です。 一晩で詰め込むのには少し厳しいですね笑


しかし!!!
準1級受験者であれば知らない単語であっても単語のイメージ(ポジティブかネガティブか)が、なんとなく分かるようになっていることと思います。そのするどい感覚を最大限に活用すれば、今までコツコツ勉強してきた奴らといい勝負ができます。時間をかけても分からないものは分からないので、適当に答えて次の問題へ行きましょう。ここで時間を使うのは愚かです


目標 15点
  /25




2、長文読解問題
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語句補充問題 6問 (各1点) = 6点満点

250語程度の英文が2つ出題されます。接続表現を問う問題が1〜2問出ます。問題の答えがわからなくても、一気に最後まで読んでしまうことをお勧めします。
トピックは科学や歴史にまつわるものが多いです。

目標 5点 /6


内容一致問題 10問(各2点) = 20点満点

300語 〜500語程度の英文が3本出題されます。
ここは一問2点の高配点セクションなので絶対に落とせません! 時間を使って丁寧に読んで確実に得点しましょう。ここをしっかり取れるかで合否が大きく分かれます!!

トピックは語句補充問題と同じように科学や歴史の話が頻出しています。
設問の順番と英文の流れは大体一致しているので、どこに答えがあるかを探すのは簡単です。(第1問の答えは第1パラグラフに、第2問は第2パラグラフに)


目標 18点 /20



3、レターライティング



 外国人からの手紙に返事を書く(100字程度) = 1問 (14点満点)

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ここが前日からでも伸びるセクションです。10〜12点をしっかり取りにいきましょう。
スペルの怪しい単語は使わない。難しい文法は使わない。とにかくミスをなくしましょう
100字前後ですので、90 〜120字に収めましょう。

自分の意見を述べるところは、
About the first question, I think it is a good idea to 〜, because 〜.  
で十分です。満点を狙うなら別ですが、深い考察や革新的なアイディアは要りません。

About the first question  のレパートリーとして 
As for your first question,
Regarding the first question,
などを覚えておくといいかもしれません。


もし90語に届かない場合は最初と最後の挨拶を伸ばして字数を稼ぎましょう

例)
I'm doing well.
Thanks for the e-mail.
Great to hear from you.

I hope that answers your questions.
I hope you find my answers useful.
Speak to you soon.   などググれば大量に出てきます。


ここで最も気をつけなくてはならないミスは、

最後に自分の名前を書いてしまう...

英検受験者の半分はこの巧妙な罠にひっかかると言われています。(要出典)


目標10点
/14




4、リスニング

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※本番はヘッドフォンではありません

全体を通して、語彙レベルはそんなに高くありません。
問題を先読みすることより、英文を最初からしっかり聞くことを重視しましょう。

分からない→焦る→次の問題の最初を聞き逃す→まったく聞き取れない→分からない→焦る→意識を失う

という王道自爆パターンにハマらないように注意しましょう。



ダイアログ(対話)問題 12問(各一点) = 12点満点

男女の会話文が流れたあと、「この後、男の人は何をしますか」「この対話から何がわかりますか」などの質問文(英語)が放送されます。
この問題は簡単なので、選択肢を先読みしてもあまり意味はありません。それよりも2秒くらい心を落ち着ける時間を作り、対話文を聞き逃さないように集中しましょう。(特に一番最初のセリフで問題が提起されるので聞き逃すと苦しいです)

目標 12点 /12 


パッセージ問題 12問(各一点) = 12点満点

長めの説明文が放送された後に、2つの質問に答えなければなりません。
この問題はリスニングの中で一番難しいです。 個人的見解です
ある程度質問を予想しながら、聞きましょう。

目標 10点 /12


リアルライフ問題 5問(各二点) = 10点満点

初めに登場人物や場面の設定と質問文を読み、パッセージを聞いて質問に答えます。
問題の先読み必須です(10秒与えられますが、読みきれないこともあります) 筆記が早めに終わったら是非このパートを見ておきましょう。
パッセージは電話の録音メッセージなどが多いです。質問の答えを探しながら聞きましょう。
最後の最後で気が抜けて、あぁ〜もうどうでもいいや〜..... とならないように。その一問があなたを奇跡の合格✨へ導くかもしれないのだから。


目標 8点 /10


以上 15+5+18+10+12+10+8= 78点 /99      ・・・・🌸合格🌸



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